インドからネパールへ陸路で抜けるには、いくつかのルートがありますが、今回は私が通った
バラナシからスノウリを経由するルートについてまとめたいと思います。
◇移動方法
一般的な方法は、バラナシから電車でゴーラクプルまで移動し、そこからスノウリまでバスに乗るというものです。
バラナシからネパールへの陸路入国についてネットで調べると、だいたいこの方法が出てきますし、全行程バスでの陸路入国を体験した私から言うと、これが一番良い方法だと思います。
バスか電車か迷ったら、迷わず電車で行ってください!!
バラナシからゴーラクプルまでは5時間ほど。
ネパールに行く場合、多くの人がポカラかカトマンズを目指すと思いますが、
スノウリからはどちらもバスが出ています。
ちなみにカトマンズの場合は、バラナシのバスターミナルから直通でバスがあるようでした。(2017年12月時点)
ポカラには直通バスはないので途中で乗り換えが必須とのこと。
バラナシ ー(電車)ー ゴーラクプル ―(バス)―スノウリ―(バス)ーポカラorカトマンズです。
一気に目的地まで進むこともできますが、スノウリで一泊してから進むパターンが多いです。
私は、全行程バスで、しかもポカラまで一気に移動したのでかなりハードでした。
バラナシからバスの場合は、スノウリ行のバスが出ています。
ただ、私が乗ったときには、スノウリで降りる客が私を含めて2人しかいなかったので、
終点がゴーラクプルに勝手に変更になりました。
なので、
バラナシーゴーラクプルースノウリーポカラ と2回も乗り換えをしました。
しかも、道が悪すぎて、かなり体が跳ねます。
体全体が宙に浮くほど激しく跳ねるので、バスは全くもってお勧めしません。
私は、割とどこでも寝れるほうんなんですが、このときばかりは一睡もできなかったです。
冷房の調整もできず、かなり寒かったです。乗るとき暑くても、防寒着は必ず持ち込んでください!
私の場合、バラナシを22時くらいに出発したので、ゴーラクプルに降ろされたのは深夜3時過ぎ。
バスが停まったは普通の何にもない道でしたが、少し待っていればスノウリ行のバスが来ました。
わからなければ、「スノウリ スノウリ」言ってたら誰か教えてくれると思います。
ただ、ローカル感がかなり強く、おそらく普通の旅行者は使わないルートだったんじゃないかと思います。
英語表記もほとんどなかったので、英語が通じるのかは微妙でした。
ゴーラクプルからスノウリまでのバスは強烈にボロくて、ガタンッ!とバスが揺れるたびにドアが開くほど。
本当にバスはお勧めしません!!!
◇スノウリ以降の移動
スノウリに着くと、リクシャーがわらわら寄ってきて「歩くと遠いよ!!」とか言ってきますが、国境までは歩いて行けるので相当荷物が重くてつらいとかじゃなければスルーしていきましょう。
インド側のゲート
インド側のイミグレはゲートのだいぶ手前にあります。
その上、めちゃくちゃ小さいので見逃さないように注意しないといけません。
このゲートが見えてしまったら、もう通り過ぎちゃってるので戻ってくださいね~
私はもちろん見逃して、無駄に歩き回る羽目になりました!笑
そもそも、ローカルなバスで行くと、バスが停まる場所がすでにイミグレを越えちゃってるので、
イミグレで降ろしてもらうよう伝えるか、少し戻るかしないといけません。
インド側でスタンプをもらったら今度はネパール側へ。
ネパール側のイミグレはゲートを越えてすぐ右手にあります。
看板もわかりやすく建っているので、こちらは見逃すことはないでしょう。
ネパールビザの取得に必要なものは
- 写真 1枚(4.5×3.5㎝)
- ビザ代 (15日で25ドル 30日で40ドル 90日で100ドル)
ビザ代は米ドルのみ。汚い紙幣は受け付けてもらえません。
おつりを出すのがかなり遅いので、ぴったり用意していったほうがいいです。
無事にネパールに入国が出来たら、目的地別にバスを探します。
バスは近くに待機しているので、その辺の人に聞けば大丈夫。
ネパールに入れば道もきれいで、体が吹っ飛ぶようなことはないので安心して乗れます。
ただ、一緒にいたネパールの男の子に任せていたら、旅行者ゼロの超ローカルなバスに乗り、
ポカラに着くまで何十回も道端で停まる羽目になりました。
ポカラに着いた時のバス停も、ツアーバスの停まるところではなく中心地からかなり離れたところに停まるので、タクシーで移動しなければなりませんでした。
ツアーバスの停まる場所から、安宿のあるレイクサイドまでは歩いて行けます。
多少料金は違っても、旅行者のいるバスを選ぶほうが圧倒的に便利で安心だと思います。
結局、バラナシを出てからぶっ通しで移動し続けて、20時間後にポカラに到着しました。
結論:バスはお勧めしません。可能なところまで電車で。そして、多少料金が高くてもツアー客向けのバスに乗るほうがいいでしょう。快適な睡眠と無駄な苦労をしないためにも!
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