*国名
英語正式名称は Kingdom of Morocco 通称 Morocco
フランス語ではRoyaume du Marocで、 通称はMaroc です。
アラビア語では、全く違って、المملكة المغربية(アル=マムラカ・アル=マグリビーヤ)と呼ばれます。
*首都
ラバト
1925年までは、フェズが首都でした。
その関係上、トルコ語でモロッコはFasと呼ばれるそうです。
*言語
アラビア語 ベルベル語
ただ、フランス語が第二言語になっているので、表記はアラビア語とフランス語があります。
会話も、アラビア語とフランス語、どちらの言語も飛び交っていました。
英語が通じないと言われますが、観光地や宿のスタッフには英語が話せる人が多いです。
ただ、少しでもローカルな場所に行くとほとんど通じないので、きちんと下調べをしていったほうがいいでしょう。
*宗教
モロッコの国教はイスラム教です。
イスラム教なので、豚肉は食べられません。
他の食材についても、イスラム教にはハラールと呼ばれるイスラム教徒が口にしても良い食材の決まりがあります。
観光客向けのレストランではあまり見ることがないかもしれませんが、街中でHALALと書かれた看板を見ることもあるでしょう。
日本人にはあまりなじみのない文化ですが、東京などにはハラール対応のレストランなんかも出来てきているみたいです。
あとは、お酒も禁止されているので、観光客といえども日本と同じ感覚でお酒を楽しむのは難しいでしょう。
*食文化
モロッコのメイン料理といえばこれ!
タジン鍋です!
見覚えのある方も多いかと思いますが、これ実はモロッコ料理だったんです。
食材の水分だけで蒸しあげるため、水溶性の栄養素の損失が少ないらしいです。
熱の通りも良いので油の使用も控えられて、実は結構ヘルシー。
くたくたになるまで煮込むので、たくさん野菜が食べられます(^^)/
ほくほくのジャガイモやとろとろになったズッキーニがおいしいですよ!
もう一つのメインはこちら
クスクス(couscous)です!
粟のような見た目だけれど、実は小麦粉からできたもの。
小麦粉に水を加え、小さな粒上にした食べ物です。
少しぱさっとした食感で、こちらは好き嫌いが分かれそうな感じ。
私は断然タジン鍋派でした(´-ω-`)✨
どんな料理を頼んでも、ホブスというパンが付いてきます。これは無料。
オリーブも定番の添え物で、いろんな種類があります。
飲み物は、オレンジジュースかミントティーが人気。
水道水は飲めません。
100%果汁のしぼりたてのオレンジジュースはとってもおいしいし、日本では見かけないミントティーもすっきりしていて病みつきになります!
*世界遺産
モロッコには、全部で8つの世界遺産があります。
- フェズ旧市街
- マラケッシュ旧市街
- アイット・ベン・ハッドゥの集落
- 古都メクネス
- テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)
- ヴォルビリス古代遺跡
- エッサウイラ旧市街(旧名モガドール)
- マザガン(エル・ジャディダ)のポルトガル都市
各遺産の詳しい情報はこちら
モロッコには旧市街と新市街に分かれている都市がいくつかありますが、近代的なお店やビルの並ぶ新市街に比べ、露店や屋台などの並ぶ旧市街は、食べ歩きやショッピングなど、歩いているだけでも楽しいですよ♪
*交通手段
モロッコでは、電車かバスでほとんどの場所へ移動が可能。
国鉄はONCFという会社が運営しており、日本でいうJRみたいな感じです。
バスについては、CTMとSupratoursという2代バス会社に加え、ローカルの人々も利用する民営のバスがあります。
Supratoursは、ONCFが運営していて、電車の路線が無い地域をカバーしているのでとっても便利。
ローカルバスは乗降車で停まることが多く、言葉が通じなかったり車体がボロボロだったりするので、CTMかSupratoursを利用するのがいいでしょう。
- ONCF http://www.oncf.ma/Pages/Accueil.aspx
- CTM http://www.ctm.ma/
- Supratours http://www.supratours.ma/
私は、メルズーガからマラケシュまでの路線を民営のバスで行ったら、雨漏りがひどく、荷物も自分もびしょ濡れになってしまいました。
ちなみに、電車の場合は、1等車と2等車があり、チケットを買うときに何も言わなければ2等車のチケットが発券されます。
バスの場合は、予約は出来ず、バス会社の窓口でチケットを購入し、先着順で席が決まります。
チケットに席の番号が書いてあるので、指定された席に座りましょう。
人気路線は満席になることもあるので、遅くとも前日までに買っておくのがお勧めです。
*もしも道を尋ねたら。。。
街中で道を尋ねた際、目的地まで案内をしてくれることがあります。
ただ、このガイドについていくと、ガイド料としてお金を請求されるので気を付けてください。
道に迷ったり、面倒な場合は利用するのもよいかもしれませんが
どれだけ良い人に見えても必ずお金を請求されるので、お金を払うつもりがなければ、「こっちこっち!」と案内されてもついて行ってはいけません。
*知っておくと便利な言葉
最後に、私がモロッコで覚えた言葉を紹介します!
モロッコは雑貨もかわいいので、言葉を覚えて楽しく買い物をしましょう!
・こんにちは(英:Hello)
アッサラムアレイコム
さらまりこーん て聞こえたら多分これ。
・こんにちは(英:Hi)
マルハバ / マルハバー
上のものよりカジュアルです。私はずっとこっちを使っていました。
・ありがとう(英:Thank you)
シュクラン
旅中連発する言葉なのでこれだけでも覚えてください。
・どういたしまして(英:you're welcome)
ラー シュクランアラワジ
マルハバも同じ意味で使えます。
・いくら? (英:How much)
シャハール
・高い(英:Expensive)
ガーリ
モロッコの露店も値札が付いてなく、価格は交渉になります。
高い!と連発していれば価格もお安くなるでしょう。
値札が付いているものについては、まとめ買いでもしない限り値引きはしてくれません。
・ミントティー 砂糖 あり/なし で!
ワッハ シェイ ビ/ビドゥン スッカ
ミントティーにはまって毎日飲んでいたので覚えました。
最初の「ワッハ」は「1」です。1杯以上頼むときは数字を変えてください。
モロッコでTeaは「シェイ」もしくは、ミントティーを表す「ナナ」を使います。
砂糖有り無しはお好みですが、私は断然砂糖あり!
ミントのすっきりした風味が癖になりますよー(^^)/
簡単な言葉でも、現地の言葉を話せると何倍も旅が楽しくなります♪
モロッコに行く際には参考にしてもらえると嬉しいです(^^)/♪
※モロッコにはたくさんの方言があるので、場所によっては通じない場合があります。
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